卒業生メッセージ

門里 慧[マンガ家]

2010年の在学中に「JUMPトレジャー新人漫画賞」佳作(作品は『ブリキのジハード』)。掲示板やブログで話題となり、2012年の週刊少年ジャンプNEXT!でデビュー(同『虎ノ花』)。2014年には週刊少年ジャンプlogに『WONDERFUL WONDER WORLD』、2015年ジャンプNEXT!vol.4に『GOLD』掲載。



知れば知るほどにマンガは難しい、だけどおもしろい!
●もっとも印象に残る仕事
東京でアシスタントをしていた時のことです。読切りを2週間ほどえ描くという難題をものともしないプロのマンガ家さんの技術と熱意、そしてこの仕事の厳しさを教わりました。
●仕事のおもしろさ
マンガは知れば知るほど、やればやるほどに難しいです。でもそれは面白い。時間をかけても技術をいくら磨こうとも“足りる“ということがありません。
●ニチマへ進学した理由
漫画を基礎から勉強してきちんとした土台を作りたかったからです。
●ニチマでの学生時代
ひたすらマンガを描いていました。それがとても楽しかった。先生も優しくて、課題そっちのけでマンガに夢中になっているのに、本気でやっているならとアドバイスや意見をくださって、うれしかったです。

平松 未歩菜[マンガ家・マンガアシスタント]

愛知県出身。本学院卒業後、アシスタントを務めながらマンガを創作、さまざまな賞に応募している。2013年第22回スクウェア・エニックスマンガ大賞で佳作受賞。翌年第25回同奨励賞受賞。2015年フレッシュガンガン2015winter「丸井君の掟」がWeb掲載。



マンガ家として連載を持つのが目標です
●アシスタントの仕事
先生が指定したベタやトーンを貼るほか背景作画や資料探し、画材整理など多岐にわたります。作品ごとに異なる描き込みを求められたり、思いがけないところに平衡感覚やセンスが必要だったりで、みんなが想像するより結構大変です。
●目標・夢
自分で描いたマンガの本誌掲載です。ゆくゆくは連載を持ちたいです。空き時間を活用して積極的にチャレンジしていきます。
●マンガ家を目指した理由
小学校1年生の時に読んだギャグマンガがとにかく面白かった。感動して、即、私もマンガ家になると決めました。
●本学院の印象
先生のリアルな体験談にワクワクしたのを覚えています。それと、忘れられないのは年数回ある持ち込みツアーで、締め切り前はいつも緊張感いっぱいで描いていました。

松本 雄樹[マンガ家 PN松本ナミル]

高校卒業後、マンガ家を目指し5年ほど投稿や持込を続ける。コミックアンソロジー執筆や受賞などは時々あったが、連載に繋がらないため、いったん携帯ショップに就職。2年後、再度マンガ家を目指そうと日本マンガ芸術学院に入学。学院内の出張編集部で縁があったカドカワの担当編集者さんと連載企画の作品を練り続け、2015年7月からニコニコA(エース)で「僕の彼女がマジメ過ぎる処女ビッチな件」を連載開始。


描く、描き続ける、その先に夢が広がる
●毎日のお仕事の様子
週刊連載用のネームを3~5日で仕上げ(3作分くらい描きます)、アシスタントに背景などの指示を出し、最後に自分で仕上げるというサイクルですが大概締め切り前日は徹夜です。
●マンガ家のやりがい
月並みかもしれませんが読者の「面白かった!」「毎週楽しみにしています!」の応援がとても励みになっています。
●本校に進学した理由
いろんな専門学校に問い合わせた中で「今からでも見学に来ていいですよ!」ってフレンドリーで親しみやすい雰囲気が合っていると感じました。
●後輩へのアドバイス
どんな作品だって作り上げることがすごい!作り続けることはもっとすごい!金賞ひとつ取るより期待賞をふたつ取る人を目指して欲しいです。その積み重ねが自分自身を輝かせるきっかけになるはず。僕はそう信じています。

鷹条色s[イラストレーター・マンガアシスタント]

病院の事務員を経験、退職してフリーのイラストレーターへ。第8回「角川漫画新人賞奨励賞」受賞。現在もイラストレーターとマンガ家アシスタントを並行して継続。携わったマンガ作品は「魅力的過ぎる世界の神々と神話」(ビジュアルだいわ文庫)、2015年少年エース8月号読切り満載「オオカミくんとウサギちゃん」など。


常に現状に満足せず大好きなマンガを追求してください。
●仕事のおもしろさ・やりがい
イラストはいつもの自分と違うタッチを求められる場合も多く、結果、多くの描き方を学ぶ機会が増えて、それが力になるのがおもしろいです。アシスタントも同じく、作家先生に学んだことすべてが自分のマンガに活かせるので、次の作品を描くのがとても楽しみになります。
●学生時代の思い出
友人と毎日のように下校時間ぎりぎりまで残ってマンガを描いていました。また、放課後に先生をつかまえて作品を見てもらい添削してもらうというのを何度もしました。とにかく一生懸命、夢中になれて楽しかった。
●後輩へのアドバイス
宿題や授業だけで満足せず、先生に食らいついて、とことん教えてもらうことが大切だと思います。仕事も積極性がとても重要です。学生の段階で現状に満足してはもったいないです。

若園 尚哉[俳優・声優]

声優俳優養成所「松濤アクターズギムナジウム」を経て文学座附属研究所に入所。俳優として舞台を中心に活動、映像作品にも出演する。舞台演出も手がける。


プロフェッショナルな先生方との出会いは僕の財産です。
●役者のやりがい
シェイクスピア作品の舞台を見ると、芝居の圧倒的なパワー、役者たちの言葉の力、そしてその世界観に魅せられます。演技に決まったカタチはなく、研究し続け答えを探し求め続けるものだと思い知らされます。それこそがやりがい、僕もこれから長い時間をかけて挑戦し、その先にあるものを見つけたいと考えています。
●いつ役者になろうと
もともと芸能界に興味があってこの世界に入ろうと思っていましたが、本気で役者を志したのは僕の中では東京に出てきてからだと感じています。心が揺さぶられる舞台を目の当たりにして演技とは何かを追求したい強い欲求が芽生えました。ニチマで学んだことは役立っていますよ。たくさん叱られました(笑)が、おかげで社会とはどういうところなのかを学びました。真剣に応援してくれる先生方に出会えたことは心の財産になっています。
●後輩へのアドバイス
この業界は甘くはありません。自分の頭で考え、自分の身体で行動することが必要です。たくさん努力した人にだけ真の達成感と充実感が待っています。目指すなら、どんなことがあっても諦めず前向きにどんどん頑張ってチャレンジしてください。みなさんの活躍を期待しています。